2023/03/30 12:29
皆さん、こんにちは!今回もサスティナブルファッションブランドJulieのご紹介をしています!今回は帆布バッグと着物生地を合わせたオシャレな帆布バッグをご紹介します。
モダンな魅力を持つ新しいファッションアイテム
伝統的な着物生地とカジュアルな帆布生地を融合させた、新しいファッションアイテムにいてご紹介します。
着物や和柄が世界的なトレンドとして注目されているとこのブログでもご紹介してます。着物をそのまま取り入れたファッションアイテムは、古風で敬遠されがちです。そこで、着物生地と帆布生地を組み合わせることで、伝統的な着物生地の美しさと帆布生地の機能性を兼ね備えた、モダンなファッションアイテムをご紹介しています。
この融合により、着物生地の繊細な柄や美しい質感を活かしながら、帆布生地の頑丈さや性をプラスすることができます。また、カジュアルな印象の帆布生地と、華やかな着物生地が組み合わさることで、よりモダンな雰囲気を演出できます。
それぞれの素材には、独自の特性があります。着物生地は手仕事で作られた美しい柄や質感が魅力的であり、帆布生地は、丈夫で水に強く機能性が高いため、アウトドアや旅行などのシーンでも活躍します。この融合により、より多くの場面で使用できる、ユニークでオリジナルなファッションアイテムが誕生します。
私たちは、伝統と現代を融合した新しいファッションアイテムを提案し、世界中の人々に着物文化の魅力を広めていきたいと考えています。
帆布の生地について
帆布生地は、強度が高く丈夫で、長期間使用できることが特徴です。一般的に、キャンバス生地とも呼ばれ、主に船舶用の帆やバッグ、テントなどに使用されています。この生地の素材は、厚手の綿や麻を織り上げたもので、撥水加工が施されていることが多いです。そのため、防水性が高く、雨の日でも安心して使用できます。
帆布生地の歴史
帆布の歴史は古く、その起源は古代エジプトやメソポタミアにまで遡ることができます。当時、麻や麻のような繊維が織り込まれて帆布として使用されていました。古代ローマ帝国時代には、麻を原料とした帆布が広く使われ、船の帆やテント、衣類、巻物などに利用されていました。
中世ヨーロッパでは、帆布は主に帆船の帆として使われるようになり、交易や航海技術の発展に大きく貢献しました。麻や大麻(ヘンプ)が主要な繊維でしたが、16世紀から17世紀にかけて、綿が新たな繊維として導入されました。これにより、綿を使った帆布が徐々に普及し、産業革命後、綿織物の生産技術が向上し、帆布の生産が大量化されるようになりました。また、19世紀後半には、合成繊維が開発され、次第に天然繊維に代わる素材として普及していきました。特に20世紀に入ると、ナイロンやポリエステルといった合成繊維が帆布に使用されるようになり、耐久性や防水性に優れた製品が生まれたようですね!
帆布は、歴史の中でさまざまな用途に使われてきましたが、現代では、アートキャンバス、バッグ、シューズ、家具、アウトドア用品など幅広い分野で活用されています。また、環境への配慮から、オーガニックコットンやリサイクル素材を使用した帆布も開発されており、持続可能な生産方法が求められるようになっています。帆布は、古代から現代まで人々の生活に欠かせない存在であり、その歴史は繊維産業の歴史とともに発展してきた事が分かりますね!
現代の帆布業界では、技術の進歩や環境への配慮が重視されています。新素材の開発や織り方の工夫、機能性やデザイン性の追求が行われており、ますます多様な帆布製品が市場に登場しています。以下は、現代の帆布業界のいくつかのトレンドです。
エコフレンドリーな素材
環境負荷の低減が求められる中、オーガニックコットンやリサイクルポリエステル、バイオプラスチックなどのエコフレンドリーな素材が利用されるようになっています。これらの素材は、環境に優しいだけでなく、機能性や耐久性にも優れている場合があります。
機能性の向上
帆布の機能性を向上させるために、防水加工、撥水加工、紫外線カット加工、防炎加工などの特殊加工が施されることが増えています。また、通気性や吸湿性を高める織り方や、軽量化を追求する研究も進められています。
デザイン性
帆布製品はファッションアイテムとしても人気があり、デザイン性が重視されています。カラフルな染色や独特な織り方、プリント技術の進化によって、さまざまなデザインが生み出されています。
カスタマイズ
帆布製品は、個別のニーズに合わせてカスタマイズされることが増えています。例えば、オーダーメイドのバッグやシューズ、特定の業界向けの特殊な帆布などが提供されています。
スマートテキスタイル
近年では、電子デバイスやセンサーを組み込んだスマートテキスタイルが研究開発されています。これにより、帆布がさらに多様な機能を持つことが期待されています。
歴史の中で歴史の中で繰り返し進化を遂げてきた帆布業界は、今後も新たな技術や環境への配慮、デザイン性や機能性の追求を通じて、さらに発展し続けることが期待されていますね!また、持続可能な素材の利用や環境に配慮した製造プロセスが進む事でしょう!
着物生地と帆布生地を組み合わせたアイテム
そして、いよいよ、きもの生地と帆布生地を組み合わせトートバックのご紹介になります!きもの生地は、柔らかく繊細で、美しい模様や柄が特徴です。一方で、帆布生地は、丈夫で洗練されたデザインが特徴的です。この2つの異なる素材を組み合わせることで、新しい魅力が生まれました。
いろいろな着物生地からできた帆布バッグ
いろいろなデザインが素敵ですね!残念な事にもうひとつ同じものと言われましてもありません!なぜなら、着物の柄や色合いによって異なるため、同じように見えても全く別のデザインのため同じ物はないんです。だから、自然と大切にしたいとい気持ちも強くなるんですね!
振袖から作った、きもの帆布バッグの特徴
このバッグは、振袖から作られたきもの生地と帆布が融合されています。振袖は、成人式や結婚式などの特別な場で着用される格式の高い着物で、豪華絢爛なデザインが特徴です。そのため、このバッグも同様に、高級感がありながら、現代的なデザインに仕上がっています。
紋や訪問着、付け下げで作った着物帆布バッグ
振袖以外にも、小紋や訪問着、付け下げなど、様々な種類の着物生地から作られた帆布バッグもあります。それぞれの着物生地には、独自の柄や色合いがあり、その特徴を生かしたデザインが施されています。さらに、帆布の生地と合わせることで、モダンで洗練された印象に仕上がります。
世界三大織物である、大島紬で作ったきもの帆布バッグ
大島紬は、愛媛県の大島で生産される伝統的な織物で、絹糸を使用した上質な生地が特徴です。この生地を使ったきもの帆布バッグは、緻密で美しい柄と質感を生かしたデザインになっています。大島紬は、世界三大織物の一つとしても知られており、高い品質と伝統的な技術に裏付けられた価値があります。
それぞれのきもの帆布バッグは、着物の生地を再利用することで、新たな価値を生み出しています。帆布の生地と組み合わせることで、古き良き日本の伝統と現代的なデザインが融合し、独自の魅力を放つファッションアイテムに仕上がります。
バッグのサイズについて
このバッグは、二つのサイズがあります。縦40cm、横40cm、マチ8cm、持ち手55cmのサイズは、荷物が多い方や旅行にも最適です。マチが8cmあるので2ℓのペットボトルが4本はいるイメージになります。
一方、縦40cm、横40cm、マチ4cm、持ち手60cmのサイズは、大容量よりもマチが少なく、スリムなデザインが特徴的です。日常使いから通勤・通学にも活躍するサイズ感となっています。
着物リメイクに対する私たちの願い
着物リメイクに対する私たちの願いは、着物を大切に扱い、長く愛用できるアイテムとして再利用することで、持続可能なファッションの実現に一歩近づくことです。着物は日本の伝統的な文化遺産であり、その美しさと価値を後世に伝えることが重要だと考えています。また、着物リメイクは、個性的なアイテムを生み出すことができ、流行に左右されない、唯一無二のファッションアイテムを作り出すことができます。私たちは着物リメイクを通じて、ファッションをもっと持続可能に!ファッションをもっと楽しく!これまでにない魅力的なファッションを創造し、着物の価値と美しさを広く伝えたいと同時にきもの帆布バッグを通じて、着物文化をより身近に感じていただきたいと考えています!
このブログが、着物リメイクに興味を持っていただき、さらには自分で挑戦してみるきっかけになれば幸いです。また、私たちの作品を手に取っていただき、新しい出会いや体験をしていただけたらと思います。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
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