2023/03/24 10:51
皆さん、こんにちわ!今回はサスティナブルファッションブランドのJulieのきもの帯から作った世界にふたつだけのバックのご紹介をしたいと思いますので是非、最後までお読みください😊
はじめに
近年、着物リメイが注目を集めています。着物や帯は、長い歴史を持つ日本の伝統的な衣装であり、その独特の美しさや職人の技が詰まっています。しかし、現代では着物を普段着として着用する機会が減り、多くの着物がタンスの肥やしとなっているのが現状です。そこで、着物リメイクは、着物や帯の価値を再評価し、現代のライフスタイルに合わせた新しい形で楽しむことができる方法として注目されています。
今回は、きもの帯を使って独創的なバッグを紹介したいと思います。
本日ご紹介するのは、着物リメイクの世界で特別な存在となる、世界に二つだけのバッグ です。このバッグは、素材に着物帯を使用し、独特の風格と持ち主の個性を引き立てるデザインが特徴です。それでは、この素敵な着物帯バッグの詳細について見ていきましょう。
素材の魅力
着物リメイクの醍醐味は、まず素材そのものにあります。「素材はきもの帯、シルク100%。帯締をショルダーバッグの持ち手とショルダーストラップに利用してます。」ということで、その品質や風合いは独特のもの。シルク100%の贅沢な素材感と、織り込まれた伝統的な柄が、普段のファッションに華を添えてくれます。
機能性
・帯締めをショルダーストラップ活用
このバッグでは、帯締めをショルダーバッグの持ち手とショルダーストラップに利用しています。これにより、持ち手の長さを調整でき、ショルダーバッグとしても、ハンドバッグとしても使うことができます。また、帯締めの装飾性も相まって、デザイン性が高まります。
帯締めは、本来は着物の帯を固定するために使用されるアイテムで、その役割は帯をしっかりと締めることです。このバッグで使用されている帯締めは、100%シルクから作られており、その素材感がさらに高級感を醸し出しています。シルクの帯締めは、滑らかな肌触りと独特の光沢感があり、絹糸の織り方や染め方によってさまざまな表情を楽しめます。また、帯締めは丈夫でありながら柔軟性に富んでいるため、持ち手やショルダーストラップとして利用する際にも快適な使用感です。
シルクの襦袢をバッグの裏地に利用した美と機能性の融合
襦袢は着物の下に着るアイテムですが、襦袢の独特の光沢感や滑らかな肌触りは、バッグの裏地に取り入れることで、その高級感と美しさが一層引き立ちます。また、襦袢に描かれた繊細な地模様は、バッグに日本の美意識と伝統文化を感じさせる独自の魅力を与え、その機能性は吸湿性や放湿性に優れており、バッグの裏地に使用することで、バッグの中の湿気をコントロールし、中身にやさしい環境を提供します。また、シルクは強度が高く、耐久性にも優れているため、長く使えるバッグに
世界に二つ?実は世界にひとつ?
このバッグの魅力は、実は世界に一つだけの存在であることですが、二つの理由から世界に二つだけの逸品とも言えます。それは、着物帯からはショルダーバッグが二つ作れることにありますが、柄の位置やデザインの配置が異なるため、同じ着物帯を使用してもそれぞれのバッグが独自の個性を持つのです。
例えば、一つ目のバッグでは、帯の美しい花柄がバッグの表面に大胆に配置され、目を引くデザインとなっているかもしれません。一方、二つ目のバッグでは、同じ花柄がバッグの側面や底面に配置され、より繊細で上品な印象を与える仕上がりとなっています。
このように、同じ着物帯から作られていても、柄の位置やデザインの配置が異なることから、まさに世界にひとつだけの逸品となっています。これらのバッグは、持つ人それぞれにユニークで特別な存在感を提供し、まるで自分だけのお宝を手に入れたような喜びを感じさせてくれます。
また、最近ではご夫婦やカップルの方々にペアファッションとして購入頂いておりますが、実は柄の位置が少し異なる事からまったく同じではありません(笑)
しかし、双子の兄弟を例えると、性格や考えが異なる事を考えればこのバックはまさに同じでありながらまったく同じではない個性あふれる世界に二つですね!
裁縫職人の想い
着物リメイクに関する私の想いは、古き良き日本の美しさや伝統的な技術を現代のファッションに取り入れ、新しい価値を生み出すことにあります。着物や帯は、美しい柄や素材、手仕事の技術など、多くの魅力を持っています。しかし、着物文化が薄れ、着物や帯が使われなくなる現代社会において、それらの魅力は十分に活かされていないと感じています。
そこで、着物や帯をリメイクし、新たな価値を生み出すことで、その魅力を現代の人々にも伝えたいと思っています。私たち裁縫職人は、着物や帯の素材や柄を活かし、デザイン性や機能性を高めるために、様々なアイデアを出し合い、丁寧な手仕事でバッグや小物などを作り上げています。
また、着物リメイクは、サスティナブルファッションの一環としても注目されています。使われなくなった着物や帯を再利用することで、環境にやさしく、持続可能な消費を促進する取り組みにも貢献できます。
私たちは、着物リメイクを通じて、新たなファッションの可能性を探求し、日本の伝統的な美を現代に生かし、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。
いかがでしたでしょうか?着物帯をリメイクして作られた、世界に二つだけのバッグをご紹介しました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
きもの帯から作った世界に二つだけのバッグの商品はこちらになります↓
https//www.rakuten.co.jp/circular-ones